ことばを残すたび詩と云うかたちに囚われることをいちど、休んでもいいのかも知れないと、いまふと思う。 ぼくもあなたも、もちろん美しいものが大好きで、それはたとえば今日の雨あがり、写真に残らない街の姿だとか、まばたきをする一瞬前の横顔だとか、誰にも教えずにしまい込む欠片を胸いっぱい、誰もがこぼさないように歩いてる。 だからきょうも、おやすみをそっと