笛に吹かれて、夢をみた。 つもりになって、眼をとじた。 おはようなんて、嘘を吐いた。 マッチを擦って、火を点けた。 せかいが歩き出す足音もきかず きみが起き出す物音もしらず ただ睫毛をあわせて、詩も描かず 誰にも知られずに、眠り続けたいと思った 朝