9年前の今日、私は当時福島県に住んでいて、幼稚園生の年中でした。
幼稚園がおわってこの日は水泳の習い事がある日だったのでスイミングスクールに行っていました。地震が起きた時間、14時46分、私は2階で他の人達と一緒に準備体操をしていました。
地震が起きた時の事を今でもはっきり覚えています。大きな揺れ、怖くて泣いてる周りの子達、大きな波が起きている1階のプール。今思えば、本当にプールに誰も入ってない時間で良かったな、奇跡だったなと思います。
そのまま家に帰って、倒れているテレビや包丁が落ちたのか、切り傷が付いている冷蔵庫、割れている沢山のお皿などを見て、まだ5年しか生きていなかった私にも、大変な事が起きているんだなと分かりました。
その後しばらく続いていた余震ももちろん怖かった。
でも、この震災で沢山の被害者が出た中で、私の家族5人全員安全に再会できて、今もこんな風に当たり前のように生きていられることの大切さを毎年感じさせられます。
体験した身だからこそ今でも色々感じる事があるし、地震の多いこの日本では絶対風化させては行けないと思います。
今この過去があるからこそ、もしも災害が起きた時の準備を怠らないように。
私が偉そうに言える事かは分かりませんが、今生きている私たちが出来ることを精一杯やりましょう。