終わったような人生を生きてきた。
何も見えない闇の中をさまよってた。
まるで人間のために走り続けるハムスターのように。
私の人生の始まりは貴方に出逢ったときからだった。
貴方が伸ばしてくれた手は温かく
私の心を抱き寄せた。
まるでどこかのテーマパークのパレードのように。
私の世界は終わっていたはずなのに
貴方といると夢をみているよう。
新しい世界が見えた気がした。
今もまだ終わったような人生を生きているけれど
貴方の事を考えると一筋の光が見えた。
そしてその先には必ず貴方がいた。
まるで待ってたよと言っているかのように。
私の人生の始まりを貴方が造ってくれた。
闇のままでもいいような世界に
わざわざ光の道を造ってくれた。
ありがとう。
そう言ったら貴方はどこかへ行っちゃいそうだから
心の中にとめておきます。
ありがとう。
こんな私に光の道を造ってくれて。