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Broadcaster

意味もなく繰り返した挨拶は
ずっと続くと思ってた
よく考えたら貴方も私も誰も
「永遠」にはなれない

長い長い会話にも 終わりが来るんだろうな
「また明日」が最後になる前にここで歌うよ

ノイズが雨に似ていて 
その向こうに耳をすませて
貴方の笑う顔が見えた気がして
開け放った窓は曇ってた 
冷たい風に目を細めた
私の中で貴方は真夜中のブロードキャスター

他愛もない冗談とか軽口に救われた、前を向けた
でも最近聴く度に胸が痛くて上手に笑えない

長い長い「これから」は 終わりが見えないけど
言葉は考えて選んだからここで歌うよ

遠い街を何度も 
越えた向こうに耳をすませて
貴方の叫ぶ声が聞こえた気がして
開け放った窓に掛かってた 
冬の星座が目に滲んだ
あたたかい灯に約束が 溶け合って揺れていた

手から零れた言葉も 拾いきれない手紙も
抱きしめたくて 離したくなくて
笑い合った夜も 歌も涙も そこにいた貴方も
忘れたくなくて 忘れられなくて

ノイズが雨に似ていて 
その向こうに耳をすませて
貴方が手を振るのが見えた気がして
開け放った窓は夜明け前
サクラがもう咲きそうです
私の中で貴方は真夜中のブロードキャスター

思い出になり始めた永遠のブロードキャスター

  • 感謝と寂しさとやっぱり感謝を込めて。
  • とーやま校長もSOL!も永遠に大好きです
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