ざーざー降り続く雨。
あなたが好きだと気づいたのは今日みたいな雨空だった。
あれから雨が好きになった。でも今日は
あーあ。最悪。
あーあ。あなたに振られた。降られる雨。
もう3回目の好きだって、やっぱりだめだった。
あーあ。
ぐしゃぐしゃになって、雨に濡れてるあたしのこと考えてくれてたのかな?
髪の毛ぼろぼろ。体はびしょびしょ。
目から流れる雨。
私もいつか雨粒みたいに、なんにも考えずに空を染められるんだろうか?
雨粒雨粒。あなたを忘れたい。
雨粒雨粒。忘れさせてよ。
あーあ。あなたは他の子と笑って行っちゃった。
雨粒流れる通学路。
あーあ。声だってかけられなかった。
さよなら。