夜ばかり食べてる こずるい悪魔共が
君の布団の中に 潜り込んでくから
君は丸くなって それを無視しながら
静かに 静かに 泣いてる
俺は弾かれたように 走り出して
夜のカーテンを 引き裂くように
風をさえぎる 熱波のように
君んとこに行く。すぐに行く
夜にしか暴れない 小さな悪魔共は
タチが悪いから するりもぐりこんでいく
君は小さくなって 目を瞑りながら
声を殺して 泣いてる
俺はたまらず走り出して
湿っぽいラジオ 蹴飛ばして
バレないように 目を瞑って
君が悲しい夢を見ないように
君んとこに行く。いまいく。
君んとこに行く。すぐいく。
君んとこに行く。逃げだそう。
君とどっか行く。どこだっていいからすぐに