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いつか一緒にブルボン食べられるような人になる

「ここは10代の学生達のための学校だから」と、最近はこの番組自体と自主的に距離を置いていました。

でも聞きました。今日はどうしても聞きたかったので。

中学1年生の頃、僕は父親から突然ラジカセをもらいました。僕はそれまでラジオを全く聞いてこなかった人間で、その時ラジカセの電源を初めて付けて、初めてつまみのようなものをいじって周波数を合わせて、初めて耳に止まった番組が、このSCHOOL OF LOCKでした。

他の番組とは異様に違う雰囲気。盛り上がってる賑やかな声。僕がその時好きだった堀北真希さんの声。

そんな色んな偶然が重なった瞬間、僕はこの番組に夢中になっていました。

最初は堀北真希さんを追いかける形でこの番組を聴くようになったのですが、いつの間にかこの番組自体が好きになっていきました。

こんなに感情むき出しな大人がいるのか。
こんなに誰かを想って叫んだり、思いっきり泣いたり出来る大人がいるのか。

初めて僕の人生の中で「かっこいい」と思えた人達が初代のやましげ校長、やしろ教頭でした。

学校の勉強も大事だけど、学校では学べない、人生においてもっと大切な事をこの学校でたくさん学びました。

そこで僕はまたこの場所で新しい人と出会って、それがとーやま校長でした。

正直最初は受け入れられていなかったと思います。
それはしょうがない事だと思うんですけど、どうしたってやましげ校長とやしろ教頭が好きだったから。

でも今ではとーやま校長の事が大好きです。
こんなにこの学校の事を想ってくれる人はいません。

10年間も僕たち生徒がいつでも帰ってこられるように、この場所を守り続けてくれたんです。

社会人になって、学生時代のように毎日この番組を聴く事は出来なくなってしまったけど、あの頃のようにラジカセの周波数を合わせたらとーやま校長の声が聞こえてきて、それを聞いて安心して、また明日も仕事とか色んな事頑張っていこうって力をもらってました。

僕が高校を卒業してすぐ、父親が亡くなった時にボロボロな感情をぶつけるようにこの番組にメールを送った時、その日のSOLの最後に、僕のためにとーやま校長とやしろ教頭が声を届けてくれました。

とーやま校長は僕のヒーローです。本当にありがとうございました!

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