桜の花びらが一枚。 また一枚。 ひらひらと桜の妖精のように舞い落ちてゆく。 まるで踊っているようにくるくると。 小さな踊り子が宿った花びらは 春の風が吹くたびに舞い上がる。 桜は私達を温かく包み込み 私達の門出をお祝いしてくれているのね。 春はお別れの季節だけど 春は 風も太陽も桜も 私達の新しい“未来”を応援してくれる。 春は切ない季節だけれど なくてはならない季節なのだと思う。