ひとひら桜まうなかで ひとりたたずむ人をみる ひとえに広がるけしきに ひどく無骨な二人は言う おめでとう、ありがとう。 はやいわね、ほんとにな。 うそみたい、おれもだよ。 またあえる?わからない。 むりなのね、そうかもな。 おわかれよ、おわかれか。 ひとひらの桜おう相に ひとすじの涙がつたう ひとふさの言葉をつかみ ひとこと君は投げかける さようなら。またいつか、