0

電話。

貴方がしてくれた電話。
笑わせてくれながらもちゃんと話を聞いてくれたね。
私はあの時  自分を殺してた。
嘘の笑顔。 
彼奴に合わせた話の内容。
もう疲れてた。
自分を殺してまで
行かなきゃいけないところなんてある?
大人に縛られた私達は
反撃をする事はゆるされない。
反撃をしたところで
馬鹿のように扱われる。

なのに貴方だけは
私達と目線を合わせてくれた。
ときには同級生のように。
ときには保護者のように。
ときには先生のように。
まるで
“自分の事を殺すのは間違いだよ。”
そう言っているようだった。

貴方だけは
たった一人の私の味方。 私達の味方。
今も昔もこれからも。

マイナスの感情しかない私を
あのとき救ってくれたのは
貴方だった。

また電話で私の話しを聞いてね。

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。