とどろく銃声と 子どもの泣き声と 人々のうめき声が 毎日うずまく町のはずれの洞窟で かくれるようにくらしていた少年は その国の国民が可哀そうだから救いたいとやってきた 裕福な団体をあざけるようにわらって言う このよはね きれいごとですべてがうまくいくほど やさしくはないんだよ