さあ、これからどうしようか。 僕は"夢"に尋ねる。 奴はなんとも都合の悪い奴で、思い出したいときに限って僕の前に現れてくれない。 でも、やって来て欲しくないときにはいつの間にかやってくる。 まあ、僕の世界は彼に支配されているから追い出すことはできないのだけれど。 それがわかるのは、僕の世界が端が見えるほどまだ小さかったからだ。