0

『愛憎劇の幕、その名はカーテン。』#6

「ルードヴィク侯爵、久しぶり」
「お前は……私に何の用だ」
しかめっ面をして応えるルードヴィクと呼ばれた人物に、リアムはにこやかに近づいた。
「ねえ、聞きたいことあるんだけど。__ちょっといい?」
 この日、1番冷えた声だった。

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。