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Moon

午前7時
気だるげな朝日が差し込む京都駅
人気もまばらに
高速バスから降りるギター少年
当たり前の日常が
思い出になってしまった時
真っ先に思い浮かんだ君の笑顔に
小さなひびが入る
「さよなら」
空から雨が降ってきた
「ありがとう」
そっと心に刺さった棘を押し込む
そうだ、きっとそうだ
僕は君を照らす月になりたかったんだ


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