0

 

色褪せるのを良しとした、望むべき結果なんてどうでもよかった。

顔かたち全部忘れた君の笑顔に
淡い黄色だけが映っていた
そんな忘れ香、
花びらが零れるように
失っていったその花言葉のように、
色褪せるのを良しとした
望むべき結果は遠い星空の一つに、
髪型と笑い方だけは覚えているよ、
それだけが君の手掛かりなんだ。

君には関係ないよ。栞は進まずじまい。その本は閉じるのが正解。

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。