眠りについた街を見下ろし 君は艶やかに笑った 朝日が差し込むと同時に 黒いフードを被り 人混みに紛れて消えた 人に鎌突きつけて囁く 「ねぇ、まだこの世界で生きるの?」 機械仕掛けの街を見下ろし 君は無邪気に笑った 手に届く夢を追いかけ回る 彼らを嘲笑うように 目の前で閉まる電車の扉 人に鎌を突きつけて嘯く 「ねぇ、そろそろ諦めたら?」 それでも回る世界を見下し 君は口角をあげる 「ねぇ、ボクが滅ぼしてあげるよ」