なんでもないありふれた夜 私はまた君のこと考えてるの 会話の定型文 返信する言葉の正解を探して 決められた道をそれないよう 歩く毎日に疲れたわ 上辺だけの言葉で成り立つこの世界 君との会話も表面を掠るだけ 引かれたレールの上 小石蹴っ飛ばしてるだけで 脱線する勇気もない 私に嫌気がさしたわ ねぇ 私はまた君の力が必要みたいなんだ 音にならなかった声が夜に溶けて朝を迎える