私は運動部ではなかった。だけど、毎年インターハイで何位!どこ高校!などの言葉を聞くとついにこの季節が来たなと感じていた。
コロナウイルスの影響でたくさんの感染者、死者が出ている中で苦渋の決断だったと思う。
私は文化部で高校時代は管弦楽部に所属していた。
3月の定演に向けて練習、それにプログラムもほぼ作り終えていた時だった。
そんな時コロナウイルスが蔓延し始めて出来るはずの最後の部活動が中止になってしまった。
私に来年の言葉はなかったのだから…
インハイも同じようなことだと思う。
その大会のために汗水たらして一生懸命に練習してきた全国のみんなを見るととても悔しい思いになる。3年生にとってはこれが最後の大会だったから。私自身も定演が中止になった時は楽器を持っているわけではなく借りていたので最後の演奏が出来ず、それに部員に会うこともなく終わってしまった。悔しくて悔しくて毎日泣いていた。
だからこそ大変な今の時期に1日でも早く収束するために政府や周りの人達がコロナウイルスを抑えこもうとしている。中止で悔しい気持ちはみんな同じ。本当に寂しい。このことを知った時私も苦しくなった。私が偉そうには言えないけど、この悔しい気持ちを次の自分のステップに活かして欲しいと思う。