私は陸上部で、今年こそは全国の舞台へ、と思って5年間練習を励んできた。去年はもう少しのところで出場こそ叶わなかったが、来年は確実に出場できる。と、自信を付け今まで練習してきた。もちろん新型コロナで自粛期間になり部活としての活動ができない中でも自主練習を怠らなかった。春の大会が次々と中止になる中、インターハイだけはきっと開催してくれると希望を持ちながら練習していたが、中止になるかもしれないと感じながらも、ニュース速報を見るまでは少なからず希望を持っていた。
速報を見た時、信じられなかった。頭が真っ白になった、今でも信じられない。自分の夢が、希望が、青春が終わったのだと。今は勉強も手につかない。毎日様々な感情が流れるはずの心が、毎秒毎分、虚しさしかない。
本当に辛く辛い。絶望とはこのことなのだろうか。
自分の努力で夢を叶える方法はないのだろうか。
夢とはここまで儚いものだったのか。