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皐月

夏と春が混ざりあって溶けた夕暮れに
烏が1羽飛んでいった
そよよそよよ木の葉の音が
君の声のように聴こえる
どっかの家の風鈴がちりり
やけに夏を早く取り込んだおうちだね
ふわふわと飛んでく蝶々を眺め
ぼんやり君のこと思い出してた
ゆっくり暗くなってく夜空
日が長くなったね

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