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知らない。

ふと思い出した 君との会話

聞こえないはずの 君の声が響く

「二代目さん!」

呼んでくれた時の私の心臓の鼓動

手が重なった時の私の顔の赤さ

君は何も知らないでしょう?

でも それと同じくらい

私も君のことを知らない

私も君のことを知らないんだ

今 君が何をしているのかも

どこにいるのかさえ 知らない

こんなに知らないんだ 私

知らないんだなぁ

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