眠れない夜 空を見上げた 雲は東へと大行進 月はじっとして 雲に隠れたり こちらを覗いてみたり お空の光は不安定で 満月は何処か頼りなかった 「何か自分に似ている」 そう呟いて小さく笑った 照らしてくれる人がいる だから輝けるはず なのに 陰に隠れてばかり 辛いことからは逃げている 誰かがくれた幸せを無駄にしていてはいけない 今ある幸せを大切にしなければならない