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ー人は兵器になれるー

あるべき姿とはなんだろうか
自分のことは自分が1番知っている
こんなのは本当の僕じゃない
本当の私はもっと醜い
どこの誰が作ったのかも分からない自分らしさを追求し苦しみ続けている
私はこう思う
らしさは自分からは見えず
他人から見えるようにできている
さらに言うならば
人は自分に対しての興味が乏しい
誰もがそうなのだと 自分がどんなに好きであろうとどんなに自分に誇りを持っていようと
自分という人間を掘り下げることを断固としてしない
無意識に
それを知ることで自分が壊れてしまうかもしれないという人とはしての生理的恐怖が
セーフティーとなっているのだと思う
それを人は理性という名で語る
人間とは実に繊細に作られているものだ
電子機器と変わらない
無防備で受けた衝撃はダイレクトに本体の活動能力を確実に損傷させる
だから我々には理性という名のカバーが存在する
しかしおかしな話だな
これは神様のお遊びか
そんな繊細な我々人間には爆弾が搭載されている
それを人は感情と呼ぶ
理性の扉を破壊し己すら蹂躙し内側から滅ぼしてしまう
感情は神様がゲームを面白くするために仕組んだちょっとしたバグ 揺らぎのようなもの
普段から直接干渉しない そのくせ1度一線を超えればあとは滅ぶ道をひた走る
造り手は壊し方を知っている
つまり我々人間は自ら創造したこの世界の
壊し方を知っているのだ
誰でも世界は壊せる

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