0

中学で先輩にあこがれて始めた吹奏楽。
でも、ずっと嫌いとか辞めたいたか辛いとか思っていた。
顧問に「お前が一番下手だ」とか「感性があってない」ととかか言われて何度も何度も追い出されて、泣けないくらい悔しくて、だから朝一番に鍵を取りに行って、教頭先生に怒られる時間まで残って練習してきていた。
中2で初めて東日本大会で演奏した時の心の高まりや、ホールの輝きは、今でも思い出すくらい、本当にすごかった。
中3で顧問が変わってしまっても頑張れたのはあの経験をできるならもう一度したい、私の音が響いてほしい、と思ったから。
中学でやり切ったから高校で本気で続ける気は少なく、ただ「楽器の吹ける環境が欲しい」と思ったから入った。
自分の高校は、弱いくせに頑張る学校で、毎日「やめたい」と言っていたし、本気で先輩に返事をしたことがなかった。
でも、自分が最高学年になって、最後という字を目にすると、なぜかさみしくなって、ちょっとがんばろっかなと思っていた。実行係長だった定期演奏会も、最後の希望だったコンクールも中止。
今、私はどうするのが正解か、わからない。

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。