私が言ったさよならの一言。
すがり付いてくるあなたの声。
「好きだよ。本当に大好きだよ。別れるなんて言わないで」
「好きにさせてから別れるなんてずるいよ。」
私だって、あなたが好きで好きでたまらない。
でもあなたと私じゃ釣り合わないの。
あなたはなんでもできるよね?
私はあなたに頼りっぱなし。
こんなのじゃあなたに迷惑だよ。
でも私はそんなことは、いわなかった。
ごめん。
「振られても何回だって告白するよ。それだけ好きだから。」
ねえ今のあなたには好きな人いるし、私が告白したって、振るばかりで。
あのとき言ったこと嘘だったの?
私を嫌いになったの?
付き合ってたことも嘘だったの?
好きじゃなかったの?
ねえ。
信じて頑張って来たのにさ、なんで?
あなたに頼らないように頑張ったのに。
ねえ。
好きじゃなかったの?