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続き

さっきの書き込みの続きです。

金曜日、あいつの母は家に電話してきた。「お宅の娘さんにうちの娘がひどい目にあっているそうで…ちゃんと注意してくださいよ、全くもう」
電話に出たのは私の母。もちろん私はそんなことするわけない。一回じゃない、何度もあった。待ち伏せも何度もあった。
私たちはカウンセリングに行った。担任の先生との面談は普通の人より10回は多かったと思う。母が校長室に呼び出されたこともあった。泣きながら母は校長室から出てきた。
あいつの母親は地域のママ友を味方につけた。「まりぽりんの家は母娘ともに悪いヤツよ、気をつけた方がいい」と吹き込んだ。引っ越しも考えた。けど経済的な余裕がなかった。母はこのことを仲良い、あいつに洗脳されていないママ友に相談していた。そのうちの1人を、Tさんという。
学年が変わって、あいつとクラスは離れた。問題は未解決のまま自然消滅した。あれから二度とあいつと喋ったことはない。同級生のほとんどが、親を通してこのことを知っていた。けど直接確認されることはなかった。
傷跡を残しながらも、平穏な生活が戻ってくると思ってた。でも違った。そのTさんというママ友が、厄介だった。

次の書き込みに続きます。

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