クラスが違う
君とクラスが違う
分かっている事実なのに
私は信じたくなかった
登校日の今日
君のいない教室
分散登校だからもう一つの教室にいるのかな
そんな訳ない
君の名前のない名簿
先生、これ間違ってますよ
嘘だ なくて当然なんだ
下校する時に聞こえた君の笑い声
君を呼ぶ男子の声
ほら、君はいるんだ
やっぱり名簿が間違っていた?
私の入る教室が間違っていた?
ううん、何も間違ってない
君とクラスが違うという事実を
私が信じたくないだけ