「思いの丈」なんて言葉があるせいで
気持ちが背伸びをしてしまう
等身大がわからなくなる
「誰よりもすき、僕のほうがすき。」
曇った目のまま真っ直ぐきみが言ってくれるから
「ありがとう」と、言葉では返すけれど
ひとを基準とした好感度のはなしよりも
ゆらがない愛の告白が聴きたかったな
「きみがすき」って聴きたかったな
「主人公のあなた」という言葉に、
えー、うわ、本当に、つまりそういうことなんだな
というとめどない感想が誕生してますわたしの中に。
上手に自分を保てなくなること、話に誰かが登場してしまうことへのもどかしさ……みたいな説明書きじゃなくて
こんなふうな詩になることができてよかったね、気持ち達。
わたしもこんな詩がつくれたらいいな、、^ ^