高2の秋、友達が学校を辞めた。しんどくて、辛くて寂しかった。誰に相談しても、そんなのしょうがないことだ、生きてれば楽しいことなんていくらでもあるし、その子に似てる子なんて世界にたくさんいる、と言われた。
昨日、塾で面談があった。学校の友達は、進路についてどう考えてるとか言ってた?と聞かれた。嘘はつきたくないから、正直に友達が辞めた話をした。途中で面倒くさくなって切られるかな、とか、相槌入れたいかな、と思って、様子を見ながら間をあけて喋った。先生は、話が終わるまで黙って聞いてくれて、最後に、そっか。とつぶやいた。友達が辞めたことを泣かずに話せたのは初めてだった。なんか、暗い話してすみません!気にしないでください!!って、自分の中では笑って言えた。先生は、全然面倒くさくなさそうに、こっちが聞いたんやからいいよ。と言ってくれた。
今日、学校で懇談があった。友達とか人間関係はどう?と、聞かれた。去年のクラスの子は?と聞かれたので、正直に言った。その子が学校を辞めてからは、その子とラインをしながら昼休みをしのいだことも初めて伝えた。先生は、寂しかったんやな。と一言。
私は、ただ一言でいいから、面倒くさくなさそうに聞いてくれればそれで良かったんだと思った。塾では笑って言えたけど、学校では泣いてしまった。塾で笑って言えただけすごいかな?
ちなみに、塾の先生も、高校のときに友達が辞めたことがあるらしい。状況は違うけど、理解してくれる人に初めて出会って少し安心した。
同じ境遇の人って、他にもいるのかな?