「きみはぼくの、」
他人と違うから、気味が悪いから、なんか普通じゃないから、そんなどうしようもない理由でずっと、笑われたり、嫌われたり、馬鹿にされたり、ひどい目にあわされたりした。
その日だってそうだ。
冷水器のところで並んでいたら、後ろから、ドンって…
…誰々が押してきたから、いや誰々がぶつかったんだよ、いつもイジってくる男子たちの会話が聞こえる。
ぼくにとっては誰が犯人とかそんなことより、ショックと恐怖で涙があふれてきそうになった。
―その時。
「こっち」
誰かが自分の腕を引いた。
顔を見ると今までまるで接点のなかったクラスメイトだった。
誰もいない階段の踊り場まで連れていって、大丈夫? 誰にやられた?と他の人と一緒に聞いてくる。
…ぼくは何も答えられなかった。
そんなことよりも、ぼくにここまで味方してくれることに、ただただ驚いていた。
でもきっとこの時はまだ気づいてない。
これが全ての始まりだってことに…
…はい。小説みたいな物語というか、実際にあったことを小説っぽく書いてしまいました(笑)
あらすじというかそのまま冒頭ですね導入ですねはい。
でもこの1件は本当の意味ですべての始まりみたいなものなので、ね。