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夕焼けが顔を覗かせた頃に、君に捧げたい叙情詩を。

鳥のさえずり。
こんな時はいつも
鳥の種類ぐらいわかるようになりたい
と思う。
まだ車輪の取れていない自転車が
家の前を通り過ぎていく
その様子に
時々涙が出そうになる。

風になって聞こえる
踏切の音。
隣の家の庭で遊ぶ
男の子の笑い声。
白いトラックが
夕陽に紅く染められたころ
烏の鳴き声はするでしょうか。

なぜだか、君に会いたい。

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