ママがくれた白い
ロウヒール履いて
待ち合わせの公園へ
はやる気持で
“男子にもらったの!”
あなたをちょっぴり
からかってみたけれど
なにも言わない
白い嘘ならついてもいいでしょ?
つぐんだその口の
秘密よりマシよ
私 見たの黒い
ハイカット鳴らし
あのコと会っていたのね
おなじ笑顔で
“日曜、何してたの?”
さりげなく聞く
答えた後に目を伏せた
下手なアリバイ
あなたの瞳をグッとのぞいたら
私 見てなかった
嘘つけない人ね
嘘でいい、トモダチと言って
抱きしめて、ヤキモチ 妬・い・て
白いロウヒール あなたの靴を踏めば
痛みなくなる頃
恋に手を振るでしょう...