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風が吹く
嗚呼今日も憂鬱
それなのに心臓は脈打つ
朝目覚め履くのは黒い靴
暗い心に黒い靴
似合っているとよく言われる
ホントはそんなの嫌なのに
この世界なんて嫌いなのに

嗚呼今日も退屈
相も変わらず海は波打つ
乗ってる電車も窮屈で
息もできていないことに気づく
死んでしまうのかもしれない
誰も引き止めないかもしれない
でも、君がここにいるから

風が吹いたら木が揺れる
風に吹かれた葉が落ちる
そんな世界でも生きてられるよ
落ちた木の葉が腐るのも
美しい変化なんだと思えるよ
いつか僕も君も彼も彼女も
年をとってシワができるの
それも美しい変化なんだと笑っていたい
いつか憂鬱な日々をも笑いたい

また風が吹く



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