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手紙

夢の中で出会ったあなたは、
相変わらずの素敵な笑顔で、
お元気そうでなによりです。

僕の中では、
結果的にあなたとの別れとなった、
あの三月一日から時が止まっています。

あの日、
貴女ともっとお話しができればよかったと、
貴女に僕の思いを打ち明ければよかったと、
何度も後悔しています。
知ったこっちゃないとお思いでしょうけど。

夢の中で幾度も、
あの日の朝の駅がフラッシュバックします。
あの駅で、
あなたの笑顔を探しながら、
今日こそは告白しようと、
意気込んでいる僕の姿が見えます。

願わくば、
貴女にお会いして、
いろんなくだらない話をしたいです。
貴女にお会いしたいです。

あの時が止まった三月一日から、
少しでも前に進みたいのです。
その進んだ先が、
たとえ奈落の底だったとしても。
それでも僕は進みたいのです。

どうか次に会う時にも、
あいも変わらずあなたがその笑顔を見せてくださることを、
祈っています。

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