わけもなく生まれたような
気がつけば消えてくような
映画じゃないの 知ってるか
君はなんだって わかってる
真四角色の 夢を見た場所を
君はきっと今夜も思い出す
暗い部屋で テントのように固まって
泣いていた 夜をこえた
恥ずかしげもなく ふざけまわった
とおくしぶきのあがる日々
理由がなきゃいけないような
気がつけばおくれれたような
そんな気分で汗をぬぐった
夏の気分が またやってきた
鼻の頭が 日焼けてむけて
君はきっと布団をはいでる
暗い夜も 全部忘れて夢をみた
しかたのないほど どうにかしたい
戻れぬことを惜しむ日々