色々複雑な人間関係があるなかで必死にやって来た1年。中学校入ってから、何事も完璧にこなせるように頑張ってきた。でも心が折れる時もある。それがこないだだった。1人で抱え込んでしまうのが私だった。自分の弱みを見せるのが恥ずかしかった。孤独感をずっと感じてた。SOLに出席する気にもならなかった。
ある日シャトルランの授業があった。私はストレスで寝不足だった。そしたら、倒れてしまった。
その時、みんなが初めて私の苦しみに気付こうとしてくれていた。その日の放課後学級日誌を書きながら、ずっと考えていた。初めて分かった。『私、辛いんだな』どうすれば分かんなくなって、涙がこぼれた。
気づいたら先生が前に座っていた。初めて他人に弱みを見せた瞬間だった。他人に弱みを見せることは悪いことじゃない。今辛い人がいたら、誰でもいいから頼るのが1番だと思う。助けてくれる人は絶対いるから。
私はSOLと友達、先生と共に全力で未来へ走り出して行く。