太陽が昇り
夕日が出る。
僕らはそれを綺麗なものと呼ぶ。
ある人からは
とても怖いものと呼ばれる。
『あの日』を思い出して
悲しくなるらしい。
怖くなるらしい。
私達が体験をしていない『あの日』。
どれほどの怖さだったのだろう。
太陽が昇り
隣にいる貴方が生きていることが
幸せで平和だった。
太陽が沈み
隣にいる貴女と昼寝していることが
幸せで平和だった。
いつか忘れられる前に
僕たらは
あの日を受継ごう。
例え反対をされても
この事実は消えることのないものだ。
そして
消えることのない痛みなのだ。