線香花火が手元に咲いた。 例えばこの綺麗な華を触ってしまったら 火傷するのだろうけれど 無性に触りたくなった。 落ちないでと そう思ったときには火は消えて 茶色へと落ちていく。 こんな線香花火のように 『ぱちぱち』できたらいいのにな。