国道沿いの砂浜で
あなたと2人 黙ったまま
もうすぐ落ちる夕陽に
沈む恋を見ていたの
いま引き止めたなら
ひどく傷つくから…
打ち寄せる年月が
あなたの足跡さらっていった
振り向いてくれなくても
私は笑顔で
手を振り続ける
陽が翳った砂浜で
私は1人 ぼんやり立った
貝殻一つ 思い出拾い
ポケットにしまったの
涙がこぼれでるのは
潮風がしみるから…
打ち寄せる季節は
私の心をきれいにしてゆく
水平線の彼方に
あなたは浮かんだ
蜃気楼になる
あなたを好きになって
こんな素直な自分に会えたわ
新しい誰かのこと
私より大事に
愛しなさいよ....