あれは先週のことだったでしょうか。
夕方、窓のそばで何やらジリジリと音がするのです。
近づいてみると…何とそこにはまもなくファイナルを迎えるであろうセミがいるではありませんか。
袋を手に持ち、捕まえるためにかぶせようとした瞬間…
彼(彼女?)はバサバサと大きな音を立てて辺りを飛びまわりました。
わたしはおそらく5秒くらい息ができなかったと思います。
覚悟を決め、もう一度格闘してみたのですが、そのたびにバサバサと逃げ回るのです。
何度も繰り返すこと30分、ようやく捕まえられました。
元々セミファイナルは苦手なのですが、あれほど恐ろしいのは今までに経験したことがありませんでした。