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1人ぼっちの誰かさん

夢を見た
それはとても短いなんでもない夢で
どんな物か覚えて居ない
何もない白い世界
そこに今にも壊れそうな木の椅子に座る小さな男の子
小学生くらいかな
その子はとても僕にそっくり
1人で椅子に座ってボロボロになって怒るでもない泣くでもないただ時間を回転させる
常に彼は時間の主導権を誰かに流し続けている
いずれ崩れ去るいつかを待ちながら

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