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真夏の黄金比からズレて。

清涼感たっぷりの夏でもなくて、金木犀香る秋でもなくて、微妙な日々を送って、「セイシュン」ってやつから遠ざかって。

人生初、就職してからの長期休暇真っ最中。
今日は一日中ごろごろベッドの上にいた。明日は友達が泊まりにくる。

一応、なりたかった職業になってるし、感謝してる。たまに「こんな大人になりたかったんだっけ」と思ったりする。

私は、あれから変わったところもあるけど、本質的には変わってなくて、あの頃に戻りたいとか死んでも思わない。

好きなものをいっぱい語れた時間は良かったよなと思う。それが羨ましい。今だって、それをしたくて堪らない。

その時、好きなものを語った友達はそれにさほど興味がなくなったり熱がなくなったりして、私は今でも遊ぶし電話もするけど、たまに取り残された気持ちになる。

結局「だけど」が多い分だな、私は、と思う。

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