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16歳の僕

本当は怖いんです こうした感情の造形は。あたかも具現化したものがこの気持ちの全てだった気がしていけません。でもこうしてかたどらないと どこかに消えていっちゃいそうな気もするんです。だから僭越ながらここに16歳の僕の内にあるものを残させていただきます。 僕はもともと人が好きでした。人といる時間が何より心を満たしてくれていた・・・ だからこそ自分の心の中にしか居場所を感じられなくなってしまったこの変化は僕にとってとても大きく、そして寂しいものでした。そうなんです。自分の変化が僕は1番寂しいんです。この捻じ曲げられた僕はもう僕を飛び出していったような気がして、この手元になにが残ってるんだろうって、もし何かあったとしてもそれは確認しようもなくて・・・。そしてこの自他の分断に至るまで 僕は何回も心を傷つけないといけませんでした。無神経で恣意的で不安定なものが僕を深く傷つけていったのです。僕が何度時間をかけて均しても、そいつは何度も踏み荒らしていきました。はじめはそいつはもっと単純で局所的なものだと思っていて こんなに蔓延るものだと知らなかったんです。こうした度重なる期待の崩壊、失望、その先にこの分断があったのです。でもこの過程はこうして文章に起こせるほど単純なものではありませんでした。「優しさ」ってやつが邪魔をしてきたんです。最近やっと優しさは強さだということに気づけたのですが それまで何度僕はこの優しさを恨んだことか、 これさえなければこんな苦労しないのに・・・と思っていました。でもあいつらの弱さに気づいた時 はじめて僕はこの優しさの強さに気づけたのです。申し訳ありませんここまで読んでくださって。ここで質問なのですが 僕はもう長い間何かあるとすぐにまるで夕日を見ているように悲しくもあり寂しくもあり空っぽでもあるような気分にがんじがらめになるのですがこれはいずれほどけるのでしょうか。とても不安でもあるのです。

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