先日、人権に関する講演会が学校であったのですが、そのときにどうしても引っ掛かりを覚えたのでここでお話したいです。
同和問題やSNSいじめなど、さまざまな差別や偏見についてのお話があったのですが、そのうちのひとつ、性的マイノリティーについての話です。
講師の方が結構な尺を取ってLGBTQ+ついて詳しく説明されていたのですが、その方の最後の一言に違和感を抱きました。
「(急に声を潜めながら)もしあなたたちの周りの子がカミングアウトしてきたら、まずは何があっても受け止めてあげてください。そして、“何かわたしにできることはないかな？”などと積極的に声を掛けてあげてください」
このように仰っていらしたのですが、これは当事者の方に寄り添っていると言えるのでしょうか。人それぞれ受け取り方は違うと思いますが、わたしは何だか不快な気分になってしまいました。
この言葉のとおりだと、LGBTQ+の方はまるで特別扱いを受けるべきだと言われているようです。果たして当事者の方は“特別”だと思われたいのでしょうか。わたしはそう思いません。普通一般と同じように扱われたいです。
LGBTQ+は少数派かもしれませんが、決して珍しいことではありません。左利きの人やAB型の人と同じくらい存在すると言われています。そう思えば、特別ではないですよね。
それに、「受け止めて“あげて”」や「声を掛けて“あげて”」という表現は上から目線な物言いに聴こえました。マジョリティーだろうとマイノリティーだろうと対等な人間であるはずです。
わたしが当事者であるがゆえに過敏に反応してしまっただけなのでしょうか。ノンケ(異性愛者)の友人にこの違和感を訴えてもあまり理解してもらえず、もやもやが消えなくて辛いです。
共感してくださった方、いらっしゃいますか？
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長文失礼致しました。
私もすごくそれ思います。
「なにがあっても」受け止めないといけない、というのはおかしいと思います。例えば自分や家族ががんになった時、がんは多くの人がなる病気だけど受け止めるのに時間がかかる、なんてこともあると思います。なのにＬＧＢＴＱ＋はなにがあっても受け止めないといけないのはおかしいな、と。
してもらいたいことなんて、理解してくれるだけで十分だし、それ以外にはない、だって普通の人だし、みたいな（口悪くてすいません）。あとはＬＧＢＴＱ＋の人が「もし」周りにいたらとか、「友人、クラスメイト、同僚」にいたら（家族っていうのがない）って、そんなに少数じゃありません！って思います。長くなってしまってすいません。自分が意識しすぎなのかと今まで思っていたので、同じような人がいて良かったです。
ものすごく分かります！自分はクエスチョニングかな？と思う節があるのですが、何度もLGBTQ＋は特別扱いするものでは無いと思っています。学校の作文にも書いたのですが、本当にこの文章を読んでくれたのか不安になるようなコメントが返ってきてガックリしました。
LGBTQ＋は性的"少数者"です。自分が1番わかりやすいと思う例は左利きの人です。左利きは右利きに比べて数の少ない"少数者"ですが差別などありません。これを親に言った時(カミングアウトしてません)親は｢それは日常生活で必要な事だから差別しょうがないんじゃないの｣と言いました。ではLGBTQ＋は｢日常生活で必要のない情報｣なのか、それはまた違うと思います。絶対知っとかないといけないことでもないけど、それは左利きも同じで｢あ、あの人って左利きだったんだ｣となることは少なくないはずです。こんな風に考えるとLGBTQ＋を特別扱いするのはどれだけ不自然なことか見えてくるはずだと思っています。頭の硬い肩書きだけの大人が言うことより、当事者の言葉をきちんと受け取る必要があると思います。
長々と語ってすみません( . .)"
1日も早くそういう考えが減ってほしいですね。
たしかに。
私が男性を恋愛対象として見るのと同じように、その人たちにとってもそれは当たり前のことなのに…別に特別なことなんかじゃないよね。
私は異性愛者だし、周りにそういう人いないし、綺麗事に聞こえると思うけど、
この掲示板によく来るからか、私はカミングアウトされてもなんとも思わないと思う。
自分もすごく分かります。
Xジェンダーなので。
周りの人には、理解して、知っていてもらえるだけでよくて。
左利きの人、AB型の人は特別扱いされたりしてないのに。
LGBTQ+を特別扱いするのは、違うのでは…？
そういう言葉を聞いて、シスジェンダーのクラスメートに違和感を訴えても理解してもらえなかったこと、自分もあります。
「もし」とか、「カミングアウトされたら」とか、周囲に当事者がいないような前提で話さないでほしいですね。
自分がそういう表現に敏感なのかと思ってたので、同じ風に思っている人がいてよかったです。
長文、失礼しました。