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運命。

僕は小2の頃に親からの勧めで剣道を始めた。
そこのクラブは警察署の道場で、全国大会に行くようなクラブだった。
僕は、最初の頃は楽しかったが、毎日学校のあとの17時から20時までの(当時の僕からすれば)ハードな練習に嫌気がさしていた。2つ歳上の先輩にはしょっちゅう意地悪をされた(それだけ僕が弱かった)。周りは強い人ばかり。同い年で全然練習来ない奴はなぜかレギュラーで何回か出てたし。僕はほとんど補欠(笑)。そんな中、僕には中学を受験したいという気持ちがあった。地元の公立中がかなり荒れているという噂だった。僕は、嫌気がさしていた剣道を小4までやって、やめてしまった。そこから小6までの2年間は、塾通し。全然勉強しないくせに、学校では調子をこき始めた。それまで悪さもせず、あまり先生にも叱られなかったが、小5からそうなった。悪ふざけをした。先生に沢山叱られた。クラスには人気者の男子のグループがあった。スポーツができる、話上手、顔がいい、…など。そいつらが羨ましかった。(今となっては馬鹿らしくて思い出したくない)仲間になろうとしたが、やっぱり敵わないところがあっ
た。そんな中、不意に剣道をもう一度やりたいと思うようになった。強くなりたかった。そして、第一志望の学校には当然落ちたけど、中高一貫の学校に入学した。
周りには同じ小学校の人は1人もいない状況。
最初は慣れなかったが、少しずつ慣れた。入学してすぐ、同じクラスに剣道をやっていたという子がいたので、一緒に剣道部に見学に行った。僕らはすぐに防具を着けて練習をするようになった。
実力の差を知った。
それから、僕は大分性格が大人になった気がする。尊敬する顧問に出会え、キャプテンという役目を与えられ、そして、毎朝の自主練に放課後の部活動。特に強いわけでもないけど、今。この環境が好きだ。剣道部は少人数なのにサボりや居残り部員ばっかりで、時折心が折れるけど、やっぱり、僕はここで剣道をやっていくしかないなって思う。これが、僕の、今の僕の、"人生で1番大きな運命"でした。僕はこれからもこの学校で剣の道
を極める。

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