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夜のともだち

帰り道ふと見上げた空
ビルとビルの隙間から
覗くソレと目があった
まんまるにはほど遠い
消え入りそうなひかり
いつもより頼りなくて
ふにゃふにゃしていて
なんだかイライラする
でもなんだか愛しくて
右手でつかまえてやる
左手で両目を擦りつつ

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