大森先生こんばんわ
先週の授業聞きました、愛についてお話されてましたね。
私も数年前、大学で「愛について」というタイトルの哲学の授業を受講していました。是非大森先生にも受けて欲しかったなあというくらい、とても心に刺さる授業でした。
その授業の中で、数年経った今でも私の中に残っているある生徒のコメントを書き記しておきます。大森先生はいつも色んな愛のカタチを謳っていますが、家族愛についてです。
「私は父親のことが嫌いです。発言が不快な時もあるし、価値観が合わずイライラすることばかりです。でも、もし父親が病気になった時は心底悲しむと思います。そう思った時、私は父親を愛しているのだなと気づきました。」
「好き/恋」という気持ちはこちらの一方的な期待ばかりで出来上がっていて、その勝手な期待が壊れると勝手に失望してしまいますが、「愛」という感情の中には嫌うことも内包されているのではないでしょうか。恋と愛の違いは何?とよく話題に上がりますが、見返りを求めるか、求めないかの違いだと私は思っています。