私は当時、被害者側でもないし、加害者側でもありませんでした。ただ、クラスの子が陰口叩かれているのを傍観することしかできませんでした。あの時、何かできたんじゃないか、何か変えられたんじゃないかと、今でも時々頭をよぎります。手を差し伸べられなかった自分の弱さが情けない。