中学1年生の頃、仲良しだった友達に突然仲間外れにされた時がありました。本当に突然。ソフトテニスの部活の大会の行きのバスはみんなで近くに乗っていたのに、降りた瞬間いつも6人で持っていた重い荷物を5人で持たれてどこかに離れていきました。その日は"仲間外れにされてる自分"が周りにバレるのが恥ずかしくてひたすらなんとなく他の同じ部活の子達の横に居て過ごしました。仲間外れにされてる原因がよく分からなかったし、交換ノートとかが盛んな時期で何か書かれてるかもしれない、そして派手な子が多かったからいじめもよくあって悪口もよく行き交う場所だったから、どこに居ても誰か話していると悪口をいわれてる気持ちになってしまってた。家に帰って眠る前いつも本当につらくて頭元に置いてあるハサミ握って泣いてた。多分3ヶ月くらいそんな日々が続いた。
後半はよく覚えてないけれど、ある時通っている塾の同じ部活の子(その時の部活でのエース)が"一緒に練習しない？"と誘ってくれた。みんなには内緒だったけれどすごく救われた気がした。そこからすぐ仲間外れも自然と無くなった。後から聞いたら、いじめてた子が好きだった人を私も好きになってその相手が私の事を好きになったらしく横取りのような感じになり、私の事が怖いと思ったことがきっかけらしい。
ただ、私はその毎晩泣くような辛い時期を"ソフトテニス"というスポーツに救われた。毎日夢中になってやってた。そこから6年も夢中になった。今でも練習に誘ってくれた友達には感謝しています。
そして、いじめられた経験をした私は沢山のことが変わった。まずは、周りのことが本当に気にならなくなった。これは良くも悪くもだけど人の秘密話とか人の悪口とか自分に関係あってもなくても本当に気にならなくなった。そして、どんな人にも平等にまっすぐ接するようになった。自分がされたら嫌なことはしないっていうことの大切さが分かった。
辛い時を乗り越えたから今言えるけど、言いたいのはいじめられたことが良かったとは思わないけど、何も無駄にはならなかったと思ったし、私に必要な力を身につけるためのものすごく大きな試練だったのだと。
でも話せる相手、何か発散できる方法...自分を大切にしてあげる方法は必要だと思う。どうかどうか、過去も今も未来の自分も大切にしてあげてね。